こんにちは。フットケアセラピストのemiです。
フットケアに来店される方の足の爪が短い
爪ケア目的や、トータルフットケアを施術されないで、足底ケアやオイルマッサージのみの施術を受けられる方の足を見ていると、どの方も綺麗に爪を切っておられます。
爪の白い部分が全く残っておらず、綺麗に弧を描いた形に切っている方もおられました。
爪ケアのブログにも書きましたが、白い部分は全て切ろうとしないでください。
短い爪がもたらす影響
足の爪の役割として、歩行時の踏ん張りの役割を持っています。
足指を使ってしっかり蹴りあげることができるのは、足の爪のおかげなんです。
足の指の骨は足の指の先っちょまでありません。少し短いのです。
足の爪を短く切ってしまうと
・踏ん張りが効かなくなり、足指を使った正しい歩行ができない。
・足指を使った歩行ができないと、足の爪に負荷がかからず巻き爪になりやすい。
・歩行時に足指の筋肉が押し上げられ、短い爪に食い込んでしまう。
正しい足の爪切りとお客様の意向により沿った爪切りをご提案します
先日、訪問先の高齢の女性の足の爪切りをしましたが、正しい爪切りを行うと「もっと短く、角も切ってちょうだい」と仰られたので短く切り、角を切るとさらに巻き爪になることをご説明させていただきました。
しかし、「そこまでしか切らないなら後で自分で切りますから」と。もともと3ヶ月に1度の訪問のためそのように仰ってしまうのはわかります。
麻痺のある高齢の方が、訪問看護師が帰った後に自分で爪を切られては、何のために訪問したのかわからなくなってしまいます。
また、足の爪を切ろうとして転倒でもされたら元も子もないと、その方の仰る通りに爪を少しづつ切っていきました。少し、切ってはこれでいかがでしょうと確認を取り、お互いが納得するところでハサミを止めました。
終了後は、「足が軽くなった」と爪ケアだけですが喜んでいただくことができました。
長年、誰も教えてくれなかった足の爪切りを、今更、長くしろと言われたところで、なかなか気持ち悪くて実行できない方もいらっしゃいます。
colonで行なっている爪ケアも、こちらがその方の足に応じて爪の長さをデザインしておりますが、次回は少しご来店間隔が空きそうな時や、短い爪に慣れてしまって白いところがあるのは気持ちが悪いなどといったお客様の意向に沿った爪ケアをご提案させていただきます。
正しい爪切りを体感して欲しい
爪ケア時は、色々と爪のお話をしながら切ることが多いです。
爪が伸びるたびにサロンへご来店いただくことが難しい場合、ご自宅でもできる正しい爪切り方法をお伝えします。毎月は難しくても、2ヶ月おき、3ヶ月おきと定期的に爪の形をリセットできれば良いかと思います。
ご自身の足の爪の切り方に不安のある方、足の爪を見たら白い部分まで切ってしまっている方、一度ケアを受ケアを受けてみませんか?こちらからご予約お待ちしております。
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