今年の4月にフットケア講師養成講座の認定式がありましたが、コロナの影響で私は参加しませんでした。その時に講師の資格合格者には認定証が渡されましたが、私の分は大阪のフットケア仲間が一緒に持ち帰ってくれていました。
久々にその方にもお会いし、改めて今後フットケアを起業していきたいと伝えました。その方も現在、クリニックで働きつつ、診察の合間にフットケアを行っていましたが、コロナワクチン接種の業務に追われ、フットケアどころではないとおっしゃっていました。
やはり、満足のいくケアを提供するには看護の業務の傍らではなく、フットケアのセラピストとしての確立が必要ですね。とお互い実感したのです。
認定証を手にし、講師の資格を取りに東京まで通ったことを思い出し、何事もタイミングが大切だなと感じました。講師養成講座0期生の私は、当初講師の資格まで考えていませんでした。
講師養成講座の募集があり、興味はあったものの今じゃなくてももうちょっとフットケアが上達してからにしようと考えていたのです。ところが、復習のために申し込んだフットケア入門講座で、先生に「講師(の資格)取りなよ~」「オイルマッサージの全部教えるから」と言われ、その気になって申し込んだのがきっかけでした。
今となっては、コロナ禍でとても東京まで通うことはできないし、本当にタイミングが良かったなと実感しています。
講師の資格を取ったからこそ、無駄にはしたくないと思えましたし、振り返るとフットケアを起業するための第1歩だったのかもしれません。
フットケア入門講座を受講し、本講座を申し込むまで1年悩み、本講座終了後すぐに講師養成講座を受講し、1年フットケアから離れたものの私のやりたいことはやっぱりフットケアだと実感し、起業を決意するにまで至りました。
本講座を受講するまでの1年、フットケアから離れた1年、もったいなかったとは思いません。この考えた1年、離れた1年があったからこそ、自分が本当に何がしたいのか明確になり、よりフットケアへの想いが募ったのです。
何かに行き詰まったら、一度そのことから離れてみるのもアリだと思います。
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