祖母が旅立ち思う

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こんにちは。フットケア セラピストのemiです。

先日、祖母が旅立ちました

97歳でした。

食事を摂らなくなり、介助して食べさすも吐き出す。

食べないので入院し点滴するも、抜いてしまう。

もう、生きることに疲れたのだと思います。

私が祖母に最後に会ったのは2年前のコロナ禍になる前でした。

認知症も患っていたので、はっきりと母や私の事をわかっているわけではなかったと思います。

コロナ禍で施設に入所していた祖母はもちろん、感染者の多い大阪市内から和歌山の新宮の方まではなかなか行くことすら難しく、ここ2年は会いに行けませんでした。

でも祖母は亡くなる直前まで自分の足で歩いていたそうです。

100歳までは無理でしたが、亡くなる前まで歩くことができた祖母がとても誇らしく思います。

母や私からすると、コロナが落ち着いて会いに行ける様になるころまで、もう少し生きていて欲しかったという思いはあります。

でも、食べたくなくなった。

点滴も不要。

最後まで自分の意思を貫いた祖母。

おばあちゃんらしくて大好きです。

私の田舎では、爪を切り遺体と一緒に火葬して悪い所を持って行ってもらうという風習があります。

私も爪を切りおばあちゃんに託しました。

おばあちゃんありがとう。

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