足が疲れる原因

こんにちは。フットケアセラピストの柿原恵美です。

皆さんは足がだるい、重い、疲れた経験はありますか？

一言で足が疲れたと言っても様々です。

足の裏が突っ張ったように痛い、だるい

足の裏の筋肉は一枚の筋膜で覆われています。

その筋膜が硬くなっていることで、歩いた時の衝撃を吸収してできなかったり、片足を踏み出したときに次の足を蹴り出す動作がうまく行われなくなり、だるさや痛みを感じるようになります。

また、足首自体が硬い場合も歩いた時に踵から地面に着かずに、足全体で着地することで足裏に衝撃がダイレクトに伝わり痛みを生じることもあります。

これらを和らげるには、テニスボールやゴルフボールで足の裏をほぐしてあげることです。

できれば、椅子に座りしっかり圧をかけて上下にほぐすのが効果的です。

私は、なかなか時間が取れないので入浴後に髪を乾かしながら、ゴルフボールで足の裏をコロコロ刺激しています。

適度な痛気持ちいい感じが病みつきになって毎日続けやすいです。

運動後に、足を使いすぎることで足が疲れることはあります。

また、普段使っていない筋肉を使うことで筋肉痛が起き痛みを感じることもあります。

運動もしていないけど、ふくらはぎに重だるさを感じる場合は、足の血流が悪くなって、血液中にある老廃物が足に溜まっていることが考えられます。

この場合は、血行を良くするようなケアが和らげてくれます。

足を上に上げる、湯船に浸かる、マッサージをするなどです。

ご自身のふくらはぎを触って、硬い方はふくらはぎの筋肉のポンプ作用がうまく使われず、足が重だるく感じることが多いかもしれません。

日常的にふくらはぎを柔らかく保つようふくらはぎをほぐすケアを行うことでポンプ機能が復活してきます。

年齢にもよりますが、太ももの筋肉が弱って膝にかかる負担が増していることが考えられます。

日頃から運動不足気味ではないでしょうか？

太ももの筋肉を鍛えるよう、大股で歩いたり、腿上げ体操などのトレーニングもおすすめです。

膝周りの筋肉が硬い場合は、テニスボールで膝の周りをほぐしてあげるのも効果的です。

これらの症状全てに当てはまるのが扁平足です。

足の骨が規則正しく配列していたのが、年齢や姿勢、歩き方の癖、間違った靴の履き方、ヒールの常用など様々な原因で、足の骨の配列が崩れることで扁平足になります。

扁平足は、足や体を支えているアーチが崩れている状態です。

扁平足の影響は足だけにとどまらず、浮指、巻き爪、外反母趾や足底筋膜炎、O脚、腰痛、肩こり、姿勢不良と全身に様々な悪影響を及ぼすのです。

今すぐになんとかしたい不調ではないことが多く、放置されがちですが、その不調を取り除いてあげることで、全身に良い影響を与えます。

昔から靴を磨くと靴が良いところへ連れて行ってくれると聞いたことがあります。

私は、足を整えることで、人生も良い方向へ導いてくれる。そう思います。その理由は次回にご説明したいと思います。