訪問先でのフットケアに苦戦する

フットケア

こんにちは。フットケアセラピストのemiです。

今日は訪問看護のお仕事でフットケアを行ってきました。

訪問看護でのフットケア

この方に対して月に1度の訪問でフットケアを90分おこなっております。

初めは変形した爪切りに苦戦しておりましたが、足全体で考えると筋緊張が強く、それらによって爪の異常も生じているのではと、今回は足底ケアとオイルマッサージから行いました。

訪問先でも、できるだけサロンで行っているような心地よさを感じてもらいたいと、保温できる蓋付きタンブラーも導入し、訪問前に熱湯を入れて持っていきました。

これまでは、給湯器からの湯(60度程度)ですぐに冷めてしまっていたのですが、今日は暖かさを感じてもらいながらフットケアを受けていただくことができました。

その方のお宅では、介護ベッドに足を下ろして座ってもらった状態で、折り畳み踏み台に足を置きフットケアを施術しています。

足底ケアから開始するものの、麻痺足である左足に取りかかろうとするも、足首が内側に捻り倒れ(回内)た状態であり、レデューサーを上手く当てることに苦戦しました。

ご利用者様も麻痺足でない方の足で支えてくださってなんとか左足も足底ケアを行うことができたのです。

オイルマッサージの際は、ベッドに横になってもらって行いましたが、ベッドの足元側には物があるため入れず、斜めに横になってもらいました。

訪問フットケアならではの難しさ

訪問でフットケアを行うということは、お客様のご自宅の状況によって方法を色々試す必要があります。

また、サロンに来られないから訪問するわけで、状態によっては仰向けで寝ることすら難しい方もいらっしゃることは想像できます。

効果を出すには施術される側も、する側も正しい姿勢を取ることが前提でありますが、訪問でもフットケアとなるとそれが難しくなってきます。

施術される側には、できる限り安楽な体勢をとっていただきますが、施術する側は床に這いつくばるような形で施術することもしばしばあるのです。

今後、訪問でもフットケアを行って行きたいと考えておりますが、施術する場所に応じたセッティングを素早く対応できるように、現在の訪問看護でのお仕事の時に体感していきたいと思います。

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