2022年はふくらはぎを鍛える

フットケア

こんにちは。フットケアセラピストのemiです。

皆さん、ふくらはぎの筋肉は鍛えられていますか?

扁平足の原因はふくらはぎの筋肉の緩みが原因

足のトラブルの原因に多いのが扁平足です。扁平足の原因として生まれつきの骨の変形や筋肉、神経の病気などが根本にある場合もあります。

しかし、大人になってから発症する扁平足は、足の縦アーチを構成するふくらはぎの筋肉(後脛骨筋)の変性や断裂が原因と言われています。

扁平足は浮指、巻き爪、足底腱膜炎など様々な足のトラブルに繋がっていくため、ふくらはぎの筋肉を鍛えて予防することが重要です。

これまで、様々な年代の人の足を見てきましたが、高齢者ほど扁平足の人が多いのは、ふくらはぎの筋肉の衰えが原因だからと言われると納得できます。

また、生まれたばかりの赤ちゃんの足もまた扁平足なのは、ふくらはぎの筋肉が発達していないからです。6歳で足はつくられるにも書きましたように、それまでにいかに歩いてふくらはぎの筋肉を鍛えることが足のアーチを作る上で重要かがわかります。

外反母趾の原因もふくらはぎの筋肉が緩みが原因

外反母趾は遺伝の要素もありますが、ふくらはぎ(長腓骨筋)の筋肉が弱ることで足の骨を持ち上げている筋肉が緩むので距骨が滑ってしまうことで外反母趾の原因となります。

足とふくらはぎってそれぞれ別々に筋肉があるようですが、実はとても重要な関係性があるのです。

筋肉には始まりと終わりの部分があるのですが、その終わりの部分が足の骨で重要な部分と繋がっているために、ふくらはぎを鍛える必要があるのです。

外反母趾は進行性のもので、重度になると手術しか治療法はありません。

軽度のものであれば、フットケアを受けることで進行を遅らせる効果はあります。

また、それと同時にふくらはぎの筋肉を鍛えることでも進行や外反母趾の予防につなげることができます。

足のトラブルは生活習慣病

足のトラブルは、筋肉を正しく使えていないことが原因で起きる慢性的なものです。

フットケアで手入れを続けていくことでトラブルの改善にはつながります。しかし、フットケアをやめてしまうと再びトラブルが出現してしまうのは、トラブルの元となる生活習慣がなおっていないからです。

正しい姿勢の取り方、重心の置き方など普段何気なく行なっているその動作が、正しくないと再びトラブルの引き金となってしまいます。

フットケアを施術したら終わりではなく、トラブルの元となる生活習慣にもアドバイスさせていただいています。ふくらはぎの鍛え方のアドバイスも行います。

お客様と共に問題解決できるセラピストでありたいです。

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