こんにちは。フットケアセラピストのemiです。
水虫シリーズ(勝手にシリーズ化)第3弾です。→第1弾・第2弾ブログをご覧ください。
では、水虫を放っておくとどうなるのでしょうか?
痛くも痒くもないから放ったらかし
水虫の症状としてイメージしやすいのは、かゆみ、ジュクジュクしている、皮がめくれるなどでしょうか。
かゆみの自覚があれば治したいと思うかもしれませんが、かゆくない水虫もあります。
ジュクジュクした水虫も軽いものなら痛みもないでしょう。
皮がめくれていても人に見せる機会の少ない足の場合、大変だと思うこともないでしょう。
そもそも、かゆみのない水虫の場合、ちょっと皮がめくれているだけ、踵に角質が溜まっているだけと、自分の足が水虫であることに気が付いていない人も多いです。
重症化し治るのに時間がかかる
水虫を治療せずに長年放っておく事で、足の裏の角質が肥厚し、塗り薬を塗っても効きにくく治りにくくなります。
また、足の皮膚だけでなく爪にも水虫が感染する事で爪はもろく、ゴツゴツした爪となり、自分では切れない爪へと変わります。
靴下も履きにくくなり、靴を履くと爪が当たって痛みを生じることもあります。
持病がある方は特に注意が必要
さらに、糖尿病を患っている場合は、水虫の小さな傷からの細菌感染で最悪の場合足の切断となってしまう事もあります。
糖尿病だけでなく、動脈閉塞症や循環器の疾患をお持ちの方は、下肢の血流が悪い事で水虫からの感染や赤く腫れ上がったり、最悪の場合は切断の可能性もあります。
痛くないから、痒みもないからと放っておくと取り返しのつかない事にもなり得ます。
ご自身の足をしっかり観察するようにするだけでも変化に気が付くことができます。
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