こんにちは、フットケアセラピストの柿原恵美です。
昨日の巻き爪の方をご覧になり、3回も施術しないと良くならないのかと思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
巻き爪の角度によって1回も施術で良くなるものもあります。
実は、巻き爪にも色々種類と言いますか、形が様々です。
こちらの写真は私が施術した巻き爪の一部です。
軽度ものから、立つだけで痛みを伴う巻き爪もありました。
こちらがフットケア後の写真です。
完全に巻き爪が解消されているものから、まだ巻き爪が続いているものもあります。
それぞれケアの期間が異なりますが、左下のような鋭い巻き爪は1回のケアでここまで解消されます。
しかし、この状態のままでは巻き爪は繰り返されます。
巻き爪の原因を探り出し、お客様にご理解いただき、お客様と共に再発防止につなげていくことで、本来のフットケアの意味があると考えます。
そのためには、原因をしっかり把握することも必要になってきます。
巻き爪の原因も様々
巻き爪の形も様々ですが、原因も様々です。
爪の両端を短くカットしてしまい、巻き爪に変形するパターン、扁平足から浮指になり、足の指を使わない歩行をしていることが原因で巻き爪になるパターン、爪水虫が原因で爪が巻いた状態で伸びてくるパターンなどがあります。
これらの原因が、複数重なって巻き爪になることもあり、爪だけに特化せず、足全体から爪を見ていく必要があります。
看護師に多いと思いますが、フットケアを学び始めるきっかけは、爪の切り方を学びたいというきっかけが多いのではないでしょうか。
しかし、爪切りだけでは本来のフットケアにつながらず、爪切りだけを学ぶより、足全体のケアを学ぶ方が、実は爪きりもしやすく、再発に繋がらなかったりします。
巻き爪のある方は、爪だけに意識がとらわれがちですが、実は足のケアが巻き爪解消の近道である場合もあるのです。
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