こんにちは。フットケアセラピストの柿原恵美です。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、私は水土日スカルプケアサロンcolon:でフットケアセラピストとして、月火木金は訪問看護師として働いております。
高齢者の足がひどい状態
訪問看護の事業所もフットケアに対して理解があり、訪問先でフットケアや爪切りを行っております。
訪問先は、ご自宅や有老老人ホームなどの施設に伺っています。
これまで様々な足を見てきましたが、やはり高齢者の足はひどいです。
筋力低下やこれまでの日常生活の習慣から足の変形が起こり、足の水虫から爪にも水虫が移行し爪が分厚く、歪んで伸びている。足の裏はゴワゴワした角質があったり、乾燥から粉が吹いていたりします。
爪に何も付けずに切ろうものなら、乾燥しきった爪からパラパラと粉が落ちます。
私のブログを見てくださっている方なら、ご自身の足を見る癖がついているかと思いますが、ご自身の祖父母やご両親の足をぜひ見て欲しいと思います。
高齢者もすぐにこのような足になったわけではなく、若い時から少しづつ変化してきた足を放置した結果です。
私なりの足が放置される理由を考えてみた
フットケアセラピストとしてフットケアを世の中に当たり前のケアだと普及することを目標として活動しています。
そのためには、足に関心を持ってもらい、足の問題を自覚した上でフットケアを受けて頂きたいのですが、足は放置されがちです。その理由を私なりに考えてみました。
・目から一番遠い場所であり、靴や靴下を履いていると、普段見えにくいところである。
・足に関する知識が少ないため、足に関心がない。
・足の異常を見てくれる病院が少ない
・人前で裸足になる機会が少ない。→足を他人に見せることが少ない。
・高齢になると足まで手が届かなくなり、清潔が保てなくなる。
この中で一番の問題として挙げられるのが、”足に関する知識が少ないため、足に関心がない”ことではないでしょうか。
見えにくくても足の大切さがわかっていれば、自然と見るようになるでしょうし、他人に対しても足に目がいくことも考えられます。また、高齢者施設での介護する側が足に関心を持っている人ならば自然と足を丁寧に洗い、ケアしていこうと考えるはずです。
世の中が、足に関心を持つことで、需要があるならこれまで数少なかった足専門の病院もできるでしょう。
私にできることは、足に関心を持ってもらえるように発信することです。
これまで、サロンの集客に向けての発信となりがちでしたが、まずは、足に興味を持ってもらえるような活動をしていこうと思います。
どうぞ、お付き合いください。
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